風呂場で使っている混合水栓。
最近、シャワーや蛇口からポタポタと水漏れする様になりました。水をカチっと止めたつもりでも、キッチリ閉まらない感じです。
この様に、水がキチッ閉まらずにポタポタと水漏れする場合、大抵はパーツが劣化している可能性があります。パーツを交換すれば水漏れが解消するケースが多いです。
という事で、さっそくパーツを調査、購入、そして自分で交換します!
お風呂場の混合水栓は『TOTO TMG40CRV131』
まずは混合水栓の型番を調べましょう。
大抵は、目立たない裏側・下側に書いてあるはずです。
わが家の場合のシャワー↓
下を覗くと…
型番は『TOTO TMG40CRV131』↓
混合水栓のパーツを探す
今回の様な水漏れ系のトラブルは、パーツの劣化が原因だったりします。パッキンなどは、どうしても劣化しちゃうので避けられません。そのため「交換するためのパーツが色々売っている」という事ですね。
さて『TOTO TMG40CRV131』を調べると、「TMG40CRV131用です!」と明記した交換パーツは出てきません。(困った…)
しかし、調べてみると『TOTO TMG40型』というシリーズっぽいと思われます。
なので、Amazonで『TMG40』で検索すると、、、
ビンゴ!たくさんパーツがヒット↓
蛇口から水がポタポタ…の解消は開閉ユニット「TH577」
どうやら、シャワーや蛇口から水がポタポタ漏れるのを解決するには、開閉ユニットを交換すればよさそうです。
TMG40に対応した開閉ユニットは「TH577」。ずばりこれ↓
開閉ユニット「TH577」を交換する
さっそく、TH577を交換します。
交換方法はとてもカンタン。わかりやすい取り付け説明書がついているから安心です。
重要!元栓(止水栓)を閉める
水栓パーツの交換は、元栓をちゃんと閉めてから作業することが鉄則。
そうしないと、水がブシャーッ!と出て、ヒャッハー!となります。
今回は、混合水栓にある止水栓を閉めます。
※お湯側と水側の2箇所を閉じること!
ハンドルを外す
お湯を出すハンドルを外します。
TMG40CRV131は、ズボッと抜くだけ。結構カッチカチです。慎重かつパワフルに引っこ抜きましょう。
ハンドルを抜きます↓
インデックスを外す
シャワー・蛇口のイラストが書いたパーツ(インデックスと言うらしい)を外す。外したパーツを無くさないように注意。
インデックスを外します↓
ナットを外す
インデックスを外すとナットが出てくるので、ナットをゆるめて外しましょう。
これまた硬い!雑巾を使って滑らないようにして、フルパワーで緩めるべし!
ナットを回して外します↓
スペーサーを外す
白いパーツ(スペーサー)がスポッと抜けるので、外しましょう。
スペーサーをスポット抜きます↓
ここまでが、第一段階。
外した各パーツは、水アカなどで超汚いハズです。この機会に綺麗にしてあげましょう。
さて、次が最大の山場です。↓
開閉ユニットを外す
最後に、開閉ユニットを外します。
これまた、なかなか硬くて抜けないです。雑に抜いてパーツが折れたら大変なことに!
ここはプライヤーを使って、慎重に…ズボッと抜きます。
じっくり、じっくり…、うお!急に抜けた!↓
※抜いた瞬間、溜まっていた水(←黒く汚い水でした)が蛇口からドバーっと出るので要注意。
新しい開閉ユニットを取り付ける
ここまで来たら、あとは新しい開閉ユニットを取り付けるのみ。
New開閉ユニットとスペーサーをドッキングして↓
本体に差し込みます↓
ナットをつけて↓
インデックスをつけて↓
ハンドルをつければ完成!↓
いざ放水!
さて、 New開閉ユニットの試運転。
止水栓をオープン(ここ忘れずに)↓
ハンドルひねってシャワー発射! 出た〜!↓
肝心の水漏れは?…漏れてな〜い!
バッチリです。
今回の作業で活躍したバディ達
今回の作業で使った、頼もしいバディをご紹介。
マイナスドライバー、プライヤー、ぞうきん、洗面器、使わなくなった歯ブラシ。
ぞうきんは、パーツを拭いたり、硬いパーツを外すときに重宝します。
あと、プライヤーも持っていると便利です。
洗面所や台所など、水栓パーツは交換する機会が多いので、1つ持っておくと安心オススメですよ。
こんなやつ↓