超初心者がGoogle AdWordsキャンペーンの作り方を調べてみた。

adwords-wakaran

Googleのインターネット広告『AdWords』をやってみよう!AdWords広告をだしてウハウハ儲けちゃおう!と甘く香ばしい考えで、アカウントを取得してみる。
しかーし!最初の1分でいきなり途方に暮れてしまった。

何といっても、どうやって広告を作ったらいいのかわからない!「キャンペーン?広告グループ?なんじゃそりゃ??」って感じです。
単純に「この広告出しまーす!」程度のお気楽な気持ちでいたので、『広告を設計することが必要』ということを知りビビリまくりです。

とにかくアカウントを設計すること!

AdWordsのアカウントには、キャンペーン、広告グループ、広告・キーワードという「くくり」がある。イメージはこんな感じ(画像はAdWordsヘルプの動画より)↓
adwords-account

それらの「くくり」を適切に整理して広告を作ると、とっても幸せになるらしい。いわゆる『アカウント設計』ということが、とっても大切だそうな。

アカウントの構成を適切に整理すると、迅速な変更や効果的なターゲット設定が可能になるため、結果的に広告掲載の目標達成に役立ちます。テーマや商品、サービスを基に効果的な構成でキャンペーンを作成すると、アカウントの管理と整理が簡単になるだけでなく、広告とキーワードの相互の関連性を高めて品質スコアを改善できます。そして、品質スコアが高くなると、投資収益率も向上します。
Google AdWordsヘルプより

うーん、全然意味がわからん!
今までの人生で聞いたことも発したこともない単語が並んでいるが、とにかく「ターゲットを明確にして、最適な構成でキャンペーンを作れ!」ってことみたい。

広告を出せば「自動的に儲かる」というものではなく、頭と手をちゃんと動かさないと売上げ・儲けにつながらないということです。あたりまえだけど、「とりあえずやってみるか〜」と考えて始めて、全然わからん!全く儲からん!やるだけ無駄ぢゃん!と諦めちゃう人も多そうだ。

最適なアカウント構成とは?

何となく、キャンペーンとか広告グループとかを「ちゃんと設計」することが大切なんだと理解したが、一番大切な『最適な構成にする』って方法がよくわからん!

調べてみると色々な方法が見つかるけど、実際に何度も試して失敗して経験値を貯めないとスキルアップ・成果にはつながらない気がするな〜。まあ、授業料と思えば最初は仕方ない。。

とはいえ、できるだけ最短距離を進んでいきたいので、一番効果がありそうだ!と感じた方法を試してみることにする。どんな方法かというと、以下の感じ。

1.キーワードを選ぶ
2.キーワードをグルーピングする(広告グループをつくる)
3.広告グループをキャンペーンとしてまとめる

要は細かい「くくり」から逆算していく方法。確かに大きなキャンペーンの「くくり」から考えると、どんどんキーワードが広がっていき、結局誰に向けた広告なの?って状態になっちゃう。最初から「誰に向けて」を考えて構成していくのは合理的な方法だと思う。

次に、各ステップのポイントをまとめてみる。

キーワードを選ぶ

まず、とにかく思いつく限りのキーワードを、頭を必死にフル回転させて考え抜く!
キーワード選びが上手くいかないと、この先の作業効果に影響するので、湯気が出るまで考えないといけないようだ。

キーワードの発想は色々な視点から行ってみる。

  • ズバリそのもののキーワード
  • 関連するもの
  • 類似する言い方
  • 連想して思いつくこと
  • どんな悩みを持っているか
  • 何の情報を探しているか

この時のポイントは『勝手にフィルターをかけない』。

「このキーワードは関係ないな〜」とか思って、キーワードをはじくことはしない。自分的には関係ないと判断したキーワードでも、実は宝の山だったりすることがあるそうなので、どんなことでも思いついたらどんどん書き出すのがコツみたい。

そういえば、食器乾燥器が「プラモデルの塗装を乾燥させるのに便利!」ってことで、AMAZONのレビューを騒がせたことを思い出す。どこにニーズがあるかわからないって事ですね。
話題のアマゾンレビューはこれ⇒山善(YAMAZEN) 食器乾燥器 YD-180(LH)

キーワードをグルーピング

考えぬいたキーワードを「属性毎」にグルーピング。属性って何だ?と悩むが、イメージとしてはこんな感じかな?↓

  • 対象者ごと(男性、女性、大人、若者など)
  • 比較したい内容ごと(価格、品質、スペックなど)
  • アクションごと(求人、購入など)

ちなみに、グルーピングしたキーワードが「広告グループ」になる。

広告グループをキャンペーンとしてまとめる

最後に、まとめた広告グループをキャンペーンとしてまとめる。
広告グループをどうまとめるか?という点も悩ましいが、考え方のポイントは『ユーザーのモチベーション』で整理することだそうな。

モチベーション毎にキャンペーンをまとめるべし!といっても、これまた難しいが、ポイントはこんな感じ↓

  • ブランド名(そのものずばりのキーワード。店名、商品名など。)
  • 漠然と調べてる(まだ関心が薄い。最終的なアクションが明確ではない。)
  • フツフツと興味が湧いていて情報を集めてる(情報が色々欲しい、比較、検討したい)
  • 意欲満々でアクションが明確な状態(購入など、行動したい)

モチベーション毎にまとめる理由は、モチベーションによってコンバージョン率が違うから。

コンバージョンとは

コンバージョンとは、いわゆる「成果」のこと。例えば「商品が売れる」とか「問い合わせがくる」とか。
そして、コンバージョン率とは「広告をクリックした人が、成果につながった確率」のこと。100回クリックされて、そこから1件の問い合わせがあったら、コンバージョン率は1%になる。

コンバージョン率が高ければ高いほど、嬉しい結果につながるってことですね。

モチベーションによる行動の違い

モチベーションによって、コンバージョンの確率が変わるというのは、検索行動の背景が違うということ。

  • 意欲満々状態(購入など、行動したい)
    ⇒比較検討が終わり、行動するため(買うため)に検索している状態。そのためクリックされたらそのままゴール!の可能性高い。
  • フツフツと興味が湧いていて情報を集めてる(情報が色々欲しい、比較、検討したい)
    ⇒まだ、購入まではいかないが、前向きに考えている可能性がある。Webサイトで購入の後押しができればゴール!の可能性高し。
  • 漠然と調べてる(まだ関心が薄い)
    ⇒無知、無関心レベルなので、ゴールの可能性は低い。検索も漠然としており、いわゆるビッグワード(デジカメ、母の日)、単品キーワードが多い。

どこに予算を集中させるか?がポイント

広告を湯水のごとく使えるセレブではないので、予算内で効果を最大化したい。そうなると、コンバージョン率が高い(と考えられる)ものに、予算を集中させた方が効率がよいですね。

キャンペーン毎に予算が設定できるので、コンバージョン率の高いキャンペーンに予算配分を多くしておく作戦がいいみたいです。

まとめ

Google AdWordsを「とりあえずやってみるか。」で手を出すと、かなりの確率で悲しい結果になる気がします。
しっかりアカウント設計をすることは、広告の最適化以外にもメリットが多いです。

  • ウェブサイトや商材を真剣に見直すことができる
  • ユーザー(顧客)の求めることや知りたいことを、真剣に考えることができる
  • その結果、商材の改善やウェブサイトの改善、営業資料の改善につながる

などの効果がありました。
「顧客の視点で自分の商材を見る」ということが鍛えられるなーと実感。今までどれだけ「何となく」で考えてたのか!と反省できたのが有意義だったかなーと思います。

今回紹介した方法の結果は…、まだわかりません。
よい結果を出すべく、日々奮闘中です。

リスティングのノウハウ情報はたくさんあって、誰の情報を信頼したらいいの?!と悩みましたが、阿部圭司さんがリスティングのトップランナーで信頼できます。
おすすめの書籍はこれ↓。