台所の蛇口から水漏れが発生しました。
- 水道栓を締めても、蛇口から水がポタポタ垂れる
- 水栓のハンドル下から、水がジワーと漏れる
緊急事態の対処方法
蛇口や配管などから水が漏れて止まらない!という緊急の場合は、水道の止水栓や元栓を閉めることで一旦落ち着きましょう。慌てずに、元栓を閉めれば水の漏れは止まります。
⇒参考:水栓の予備知識(TOTOのホームページ)
水道修理の業者ってどうなの?
水漏れの修理は、どこに頼めばよいか?
まず思いつくのが、CMで有名な会社とか、「水のトラブル救急!」みたいなチラシでしょう。
正直、「水道の水漏れ修理は、どこに頼んでも同じでしょ?」と考えていたら、こんな記事を発見。
まじ?!
こんなもの見たら、超ビビる…。
注意点をまとめると、こんな感じ↓
- チラシやホームページの「低料金」や「見積無料」は鵜呑みにしない
- 申込時に「修理の料金」「見積りの料金はかかるのか?」をしっかり確認する
- 「交換しないとダメですね〜」と言われてもすぐに契約しない
- 十分に説明を聞いて納得してから契約する
- 高額だと思う場合は、ほかの業者に聞く
なんか世知辛ぇ〜!
確かに水道トラブルは「焦る・緊急・素人じゃよくわからん」って事で、業者の言うがままになりがちかも。
実際に業者に来てもらった
悩んでいても仕方がないので、手元にあったチラシの業者に電話をしてみた。
電話の対応
オペレーターの対応はとっても素敵!
親切で、素早い対応をしてくれます。コールセンターをアウトソーシングしているからなのかな?
料金については「まずは見積もり出張をしてから」というスタンスで、電話では教えてくれませんでした。
色々電話してわかったこと
他社も何件か電話してみましたが、基本的に電話で詳しい料金は教えてくれない。
業者さんによっては、おおよその金額は教えてくれるが、基本は「現象・症状を見ないとハッキリとした金額は言えない」というスタンスです。まあ、よく考えたら当たり前ですね。「電話で¥5000って言っただろ!」みたいな事になるリスクを考えるとねー。
コールセンターは「とりあえず出張のアポを取ることが目的」という印象でした。
料金体系でわかったこと
チラシやホームページに書いてある料金以外に、お金が発生するか?についても聞いてみました。
だいたい「ホームページに書いてある料金に+αが発生する」というケースが多いです。
プラスアルファって何かというと、
- 修理に必要な材料費(交換パーツの費用)
- 工賃
- 出張料
などがあります。
ホームページとかで「¥3,000~」みたいに、安さを最前面にアピールしていても、その料金の中に「何が含まれているか?」がポイントになりそうです。
料金の基本パターン
パターンとしては、2つのパターンがありました。
- 「基本料金」に出張料や工賃が含まれる。基本的には修理にかかる材料費のみプラスされるというパターン。
- ホームページに表示されている料金は最低料金。プラスして出張費・材料費・工賃などの「絶対必要じゃん!」って料金が追加で発生するパターン。
電話で確認する際は、チラシやホームページに記載されている料金の内訳、追加で発生する料金を、ちゃんと確認しましょう。
ホームページの信頼度
インターネットで検索すると、色々な業者さんのホームページがヒットします。
どれも「いかにもランディングページ(集客用の広告ページ)」って感じなので、違いがよくわかりませんでした。超そっくりなページも多いし…。
あと、水道業者ランキング!みたいなページも結構ありますね。
これも、ランキングの根拠がよくわからないし、利用の比較ってわけでもないので、あまり参考にはしませんでした。
無料の出張見積りに来てもらったが…
実際に、とある業者さんに出張見積りに来てもらいました。
結論は、「これは、水道の蛇口パーツを根こそぎ交換しないとダメだね〜」ということ。
えー!まじー!!
新築4年でキッチンの蛇口を全交換って、どんだけ不良品でダメ工事なんだよ!!…と、にわかに信じられません。
パッキンかバルブ(カートリッジ)じゃないの?
事前に色々調べた限りでは、混合水栓のポタポタ水漏れを直すには「パッキン」か「バルブ(カートリッジ)」の交換で解決することが多いみたい。
混合水栓の構造はこのサイトがわかりやすいです⇒蛇口修理ガイド
上記サイトで見ると、今回の症状は「ハンドルの下から水漏れ」と「水がポタポタ止まらない」ので、恐らく「バルブカートリッジの交換」じゃないかと予測してました。
どれだけダメかをdisりまくる
業者さんは親切で、色々と細かい説明をちゃんとしてくれました。
でも、「調べればわかりますが…」とか「あ〜、このメーカーか…」みたいな、外堀を埋めて追い込むセリフがミョーに多いのが気になる!
なんとな〜く「水道の全交換をさせるため」に色々な角度から、今の蛇口をディスってるって印象でした。(あくまで主観です!)
そして、最後の一言が致命的。
「いや〜、これは仕方ないですね。ご愁傷さまでした。」
ホァ?!ご愁傷さまって言ったよね?
人が困ってるのに、ご愁傷さまって言ったよね???
はい、この業者に頼むのはやめました。
たぶん、運悪く「相性が悪い担当者」だったのでしょう。業者さんが悪いわけではないハズ。
結局パッキンの交換であっさり解決
全交換を宣言した業者さんの見積では「数万円」もかかるそうな…。
まあ、混合水栓を全交換だから仕方ないのかな??
でも、何か腑に落ちないのでハウスメーカーの営業さんにも電話しました。
いわゆるセカンドオピニオンってやつですね。
施工担当(工事部)の人がすぐに来てくれて、一言。
「あ〜、これバルブだね。工賃込みで8,000円かかっちゃうね〜」
だって。。。
はい、即決で修理お願いします!
あぁ、最初からハウスメーカーに連絡しておけばよかったー!
まとめ
水道業者さんに頼む場合の心得
- 何社かに来てもらい、見積りをもらう
- その場ですぐ契約しない
水のトラブルは、ビックリするし焦るし、何かと大変です。
でも、住宅で困ったことは「ハウスメーカーや施工業者に連絡する」のが一番ですね。
もしくは、メーカーに相談する方法もあります。(TOTO、INAX、KVKの3社がほとんど)
⇒参考サイト:蛇口メーカーの修理会社一覧(蛇口修理ガイド)