続・失業保険の手続きしてきたよ【2回目の認定日編】

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前回の初回認定日から3ヶ月。2回目の失業認定日がやってきました。なぜ3ヶ月の期間があったか?それは「給付制限」という待機期間があるからです。

その給付制限が過ぎたので、ようやく失業保険の給付開始です。給付制限の期間中に再就職できれば問題なかったけど…そこには触れない!

自己都合による退職は給付制限がある

失業保険の基本は「失業中に生活の心配をせず、ガッツリ再就職の活動に専念する」ためのもの。しかし退職したから「じゃ、明日から雇用保険の給付をしまっせ!」って事にはなりません。

「自己都合による退職」の場合、給付制限といわれる3ヶ月間の待機期間があります。なに!すぐに支給してくれよ!と思うけど、これには理由があります。

なぜ給付制限があるのか?

そもそも失業保険の給付は、会社の倒産などで、本人の意志に反して失業状態になった人に対して、失業中の生活保障を行うというのが原則。

そのため、自己都合の場合は「自分の意志でしょ。ちゃんと失業中の準備する時間あったでしょ。」ということで、すぐには失業給付が支給されないのです。
でも「3ヶ月も再就職できない状態」の場合は、「うーん…3ヶ月も失業中なのは、ちょいと長いね。生活が厳しくなってきたでしょ。援助しましょう!」と判断され、雇用保険の給付が始まるというわけです。

【重要!】失業認定日の前日までにやること

初回認定日の時にもらった「失業認定申告書」には、余裕を持って前日に記入をしておきましょう。

2回目の失業認定申告では「3回以上の就職活動実績」が必要です。実は初回認定日の時に「就職相談」ってのを自動的に受けています。それが1回の実績とカウントされるので、実質は2回以上になりますね。

ここで気になるのが、就職活動の実績とは何か?ってこと。
ハローワークで定義されている内容を抜粋すると…

  • 求人への応募
  • ハローワーク等が行う職業相談、職業紹介など
  • ハローワーク等が行う各種講習、セミナーの受講
  • 許可・届け出のある民間機関が行う職業相談、職業紹介など
  • 許可・届け出のある民間機関が行う求職活動方法等を指導するセミナー等の受講
  • 公的機関等が行う職業相談など
  • 公的機関等が行う各種講習・セミナー、個別相談ができる企業説明会等の受講、参加など
  • 再就職に資する各種国家試験、検定等の資格試験の受験など
  • ※ハローワークや新聞、インターネット等で求人情報を閲覧した、知人への紹介依頼などは、求職活動実績には含まれない。

という定義となっています。ポイントはハローワークを経由した就職活動ということ。そして、ちゃんとした記録が必要なのです。公的制度なので「実績としての記録」が取れないと認められません。

ハローワークが認めた機関で、就職活動と認められることをしないとダメですよ、という事ですね。インターネットの求人サイトに登録した、とか、知人に再就職のお願いをした、みたいなのはダメです。記録が残らないし、改ざんなどの良からぬことが何でもできちゃいますからね〜。

端末での求人閲覧は就職活動なの?

ハローワークには「求人検索の端末」があります。自由に求人票ができて、印刷までその場でできる仕組みになっています。
さて、この「ハローワークにある端末で求人を閲覧した」というのは就職活動の実績になるのでしょうか?

私がお世話になっている横浜市のハローワークでは、端末で求人検索を就職活動と認めてくれます。受給説明会の時に「端末で求人検索したら、受付で記録(ハンコ)をもらってください。そうすれば活動実績として認められます!」と丁寧に説明してくれました。求人検索をしたら、ちゃんと「活動の記録」として受付でハンコを押してもらうべし!ですね。

ただし、これはあくまで私の話。ネットで調べるとハローワークによって(自治体によって?)違うみたいですね。ちゃんとハローワークの人に聞いてみるのがいいでしょう。

失業認定申告書の書き方

ここでは、失業認定申告書に書く内容のポイントだけ抜粋します。

認定日の前日までに何か仕事した?

バイトなど、何らかの仕事をした場合は申告をしなければいけません。収入の有り無しに関係なく「働いた日」がある場合は、申請する必要があります。

求職活動した?

ここは迷わず「はい」ですね。具体的な活動内容を書く欄があります。私の申告書は「1.職業相談、2.セミナー・講習、3.職業紹介、4.その他」とテンプレート化されていたので、とっても便利でした。
端末の求人検索閲覧は「1.職業相談」で問題なかったです。

ハローワークから仕事を紹介したら、すぐに応じられる?

ここも迷わず「はい」ですね。何といっても「失業中・再就職活動中」なんですから。

日時を間違えないように!

初回認定日の時に、2回目の日時が指定されてるはずです。ちゃんと確認して、日時を間違えずにハローワークへ行きましょう。認定日をすっぽかすと、失業給付が支給されません!
あと、認定日の変更は「私用」では認められませんので注意です。失業中なので「この日は私用で…」というシチュエーションはあり得ないって事ですね。

あとは、忘れ物が無いように。

  • 失業認定申告書
  • 雇用保険受給資格者証(就職活動の記録が書いてあるので超重要!)
  • 印鑑(シャチハタ不可)

認定処理はすぐに完了

失業認定は20分くらいで終わります。

  • ハローワークに行く
  • 窓口に書類提出する
  • 名前呼ばれる
  • 支給額と次の認定日の日時を教えてくれる

これだけでした。

あと、1月の認定日がお正月(1月2日)なので確認してみると「お正月だから、ここは1週間延期します。だから1月2日⇒1月9日だね。」と言われました。

まとめ

失業保険もバッチリ!あとは転職活動だ…という段階にきたら、転職を効率よく進めていきたいものです。

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