失業保険(雇用保険の求職者給付)は、「日額」の単位で給付されるもの。そして、給付には「所定給付日数」というものがあります。
失業手当ては、失業状態(正確には求職状態)であればエンドレスにもらえるものではありません。雇用保険に加入していた期間(被保険者であった期間)に応じて、給付される日数が決まっているのです。
「あなたは3年しか雇用保険料払ってないから、90日だけね。」とか「貴方は20年も雇用保険に加入されていますね。では150日間は支給させて頂きます。」という感じですね。
ざっくりこんな仕組みになっています↓
自己都合で退職した場合
被保険者の期間 | 10年未満 | 10年以上〜20年未満 | 20年以上 |
全年齢 | 90日 | 120日 | 150日 |
倒産・解雇などで離職した場合
被保険者の期間 | 1年未満 | 1年以上〜5年未満 | 5年以上〜10年未満 | 10年以上〜20年未満 | 20年以上 |
30歳未満 | 90日 | 90日 | 120日 | 180日 | − |
30歳以上〜35歳未満 | 90日 | 90日 | 180日 | 210日 | 240日 |
35歳以上〜45歳未満 | 90日 | 90日 | 180日 | 240日 | 270日 |
45歳以上〜60歳未満 | 90日 | 180日 | 240日 | 270日 | 330日 |
60歳以上〜65歳未満 | 90日 | 150日 | 180日 | 210日 | 240日 |
やむを得ない事情で失業状態になった方へは、年齢に応じて手厚く給付される仕組みになっていますね。
残日数は土日祝も含まれる
失業認定日にハローワークに行き、失業が無事に(?)認定されると認定された日数だけ「支給日数」が減っていきます。
ここで疑問なのが、日数に土日・祝祭日は含まれるのか?ということ。
答えは『含まれます』。
平日勤務のサラリーマンので「土日は働かない=失業給付の対象にならない」みたいなイメージを持っていましたが、失業手当には関係無いですね。
何で日数カウントが気になるかというと、
「いつ、給付金がもらえなくなるのか?」
「いつまでに再就職しないとヤバいのか?」
というデッドライン(Xデー)をちゃんと知っておきたかったから。(決して、いつまでノンビリできるのか?という動機ではありません…)
この本、仕事に対するアプローチが変わりました。↓